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結(けつ、, サンヨージャナ)とは、仏教において、衆生を輪廻に縛り付ける「束縛」としての煩悩のこと。〔P.A.パユットー 著、野中耕一 訳『ポー・オー・パユットー 仏教辞典(仏法篇)』、2012年2月、サンガ、p.202-203〕 ==五下分結・三結== 衆生を欲界(下分)へと縛り付ける結を、五下分結()と呼ぶ。 #有身見() - 五蘊を自己とみなす見解〔 #疑() - 疑い #戒禁取() - 誤った戒律・禁制への執着 #貪欲()- 五欲に対する欲望・執着 #瞋恚() - 怒り この5つを絶つことで、不還果へと到達できる〔悟りの階梯 - 藤本晃/日本テーラワーダ仏教協会〕〔パオ森林僧院における教えと修行 日本語訳 pp33-34〕。 この5つの内、1-3の3つを特に三結(さんけつ)と呼び、これらは四向四果の最初の段階である預流果において絶たれる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「結 (仏教)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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